The Charity Open Day for JAPAN 運営委員会 有志より日本人会会員の皆様へ
4月初めに行った東日本大震災へのチャリティOpen Dayでは、多くの方のご支援、ご協力を賜りありがとうございました。その際に古着の子供服を中心に、多数の品々をご提供を頂きました。当日、約半数は販売致しましたが、子供服がほとんどとなりますが、ダンボール10箱余りの品々が、販売在庫品として残りました。
その後日本人の「赤ちゃん会」で衣類の年齢に該当するお子様に、わずかに販売致しました。残った在庫品を今度はエジプト人をターゲットに、5月27日(金)にMaadiで行われた、年に一度のビクトリア・カレッジ内・駐車場エリアでの「CSAバザー」にて、先日のOpen Day for Japan運営委員会の有志にて販売致しました。また、当日までにさらに衣類などの寄付を頂きました。皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
当日は40℃を超える猛暑でしたが、かなりの来場者がありました。朝7時半より準備を開始し、8時過ぎには出店者による購入が始まり、一般への開店時間10時前に、かなりの商品が売れました。また、日本人向けに売るなら使用感がかなりあるので無料で、と思っていた商品も、2~10LEの価格にて販売でき、利益に貢献しました。他のブースではまだまだ商品が山積みとなっているところも多い中、午後2時過ぎには、ほとんどの商品が売り切れ、会場の終了時刻3時前に閉店することができました。また、テーブルを並べて一緒に販売し、ご自宅の不用品を販売された友人からも、売上の全額をご寄付頂きました。他のバザー参加者からも売上からご寄付頂きました。
お蔭様をもちまして売上金、寄付金は、出店料を除き、総額4,850LEとなりました。5月29日に日本大使館へ持参し、義援金としてお渡ししました。義援金はその後、日本赤十字社にお送りいただき、被災自治体に設けられる義援金配分委員会に送金され、被災者への義援金として活用されます。
皆様のご支援を元に、さらに義援金を集める活動をできましたこと、感謝しております。当日お越しくださり、販売に助力頂いた方々もいらっしゃいました。ありがとうございました。また、一緒に私たちと販売をしてくださった方が企画・販売された「がんだるま」Tシャツ(※注)も、販売商品の中では高価だったにも関わらず、18枚も売れたそうです。暑い一日でしたが、有意義な一日でした。
皆様のご支援、ご提供を再度、無事日本に送り届けることができましたこと、感謝と共に、ご報告致します。ありがとうございました。
The Charity Open Day for JAPAN
運営委員会 有志
Nevine Zaky 石原利佳 進藤京子
※注 「がんだるま」Tシャツについて
岩手県の小学生が描いた絵を元に、東北大震災後、もりおか市とボランティアチームが協同で運営している「もりおか地域SNS」が復興を願い作成したキャラクターです。荒ぶる鬼が、岩手の人たちにこれからは仲良く暮らそうと、「岩に手形を押して」約束したのが岩手県名の由来となった、三ツ石神社の民話を象ったキャラクターなのです。
http://sns.city.morioka.lg.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=52352&bbs_id=303&res=1303745344
倒れても負けずに起き上がるダルマ、平和な未来を大人が子供に約束する手形、岩手、幸せを願い、復興を頑張ろう、の「岩・願・頑―ガン」、が込められた「がんだるま」です。当初「まけるもんか岩手」のデザインだったのを、岩手に限らず、すべての被災地の復興を願って「まけるもんか日本」と換えて販売され、売り上げ利益は、日本の被災地支援先に寄付されます。
「がんだるまTシャツ」の販売やご購入にご興味がある方は、貫洞麻子さん(メールアドレス:remesian (at) gmail.com ( at = @ ))またはギプサン浩子さん(メールアドレス:hilokog (at) yahoo.co.jp ( at = @)まで、お知らせください。