コンサートのご案内

今シーズンのカイロ交響楽団定期演奏会が9月9日(土)よりスタートします。
「シーズン・オープニング・ガラコンサート」と銘打たれたこちらのコンサートに、日本から気鋭のピアニスト、末永匡さんが登場いたします。 
曲目は、フランツ・リスト作曲ピアノ協奏曲「死の舞踏」。
リストの超絶技巧を駆使した難曲として知られる傑作です。
詳細は以下の通りです。

日時と場所: カイロ・オペラハウス大ホールにて、午後8時より開演(午後7時30分頃より開場)
当日の演目: シャブリエ作曲:      狂詩曲「スペイン」
         リスト作曲:         ピアノ協奏曲 「死の舞踏」
         コダーイ作曲:       ガランタ舞曲
         チャイコフスキー作曲:  くるみ割り組曲から
         ボロディン作曲:      韃靼人の踊りから

指揮者:    アハメド・サイーディ― (カイロ響音楽監督)
オーケストラ: カイロ交響楽団
ピアニスト:  末永匡
コンサートチケット: オペラハウス内チケット売り場にて27日(日)より発売開始
             一階平土間 LE75など

*<ダンス>ということばが、当日の演目のキーワードになっている様です。
*10日(日)にはアレキサンドリア・サイード・ダルウィーシュ劇場での公演も予定されております。

末永匡プロフィール

 桐朋学園音楽大学、ベルリン芸術大学、フライブルグ音楽大学、モーツァルテウム音楽院で研鑽を積む。卒業試験ではラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏。2006年ドイツ演奏家国家資格取得。同年バーデン・バーデンにあるブラームス協会から招待を受けブラームスハウス(かつてブラームスが住んでいた家)に研究のために滞在。今日までヨーロッパ、中東、アジアでの国際的な演奏活動を続けている。2009年東京文化会館にて日本演奏連盟・文化庁主催でソロリサイタルデビュー。その実力が認められTokyo Performing Arts Festival、ショパンフェスティバル、第23回クラシックフェスティバル“リスト生誕200年記念”などをはじめ数々のコンサート、音楽祭に招待される。室内楽でも数多くのアーティストと積極的に共演を重ねている。また、「音楽の国際(社会)貢献、文化交流」というテーマでも積極的に活動していることは特記したい。中日友好交流基金設立記念コンサートや天津(中国)での4回連続演奏会、そして国際交流基金の助成を受けカイロ(エジプト)でのチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番の演奏は大成功を収めその様子は国営テレビを通じエジプト全土に放送された。翌年も続けて招待されメンデルスゾーンの二重協奏曲を演奏し好評を得ている。これまでに沼尻竜典、飯森範親、レオン・スワロフスキー、吉田裕史の各氏、そしてカイロ交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、大阪チェンバーオーケストなどと共演している。デビューアルバム「Intermezzo」がレコード芸術にて準特選に選出。中島和彦、G.ミショリー、H.ライグラフ、D.クラウス、E.アンドレアスの各氏に師事。

ご質問等有りましたら中野までお問い合わせください。
携帯:0100-666-9500
中野正道


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