~11月24日 エジプト政府発表コロナ関連情報(政府報道のポイントを和訳してお届けします)

【エジプト政府の最近の動き】

○ワクチン接種対象を拡大(一部対象者に対する三回目接種、対象年齢の引き下げを検討)

【エジプト政府関係者の最近一週間の主な発言など】

11月24日

○閣議(閣議内容に関する政府フェイスブック):

*ワクチンの三回目接種を認可。免疫不全症や免疫抑制療法を受けている場合と高齢者、医療関係者が対象。

*外国から到着する観光客の入国手続きを円滑にするために「Arrive Egypt」アプリを導入予定。利用者がPCR検査陰性証明またはワクチン接種証明を入力することで、航空会社やエジプト検疫当局が観光客の入国前にそれら情報を事前確認できるようにする。

○内閣報道官(TVでの電話インタビュー):

*ワクチンの二回目接種から6か月経過している415万人(基礎疾患患者300万人、医療関係者115万人)が三回目接種の対象。12月1日から三回目接種の希望登録が可能となる。三回目接種のワクチン種類は前回接種と同じである必要はない。

*ワクチン接種対象年齢を満12歳以上にすることを検討中。

○保健・人口省報道官(TVでの電話インタビュー):三回目接種は義務ではないが、保健・人口省として推奨する。


~11月17日 エジプト政府発表コロナ関連情報(政府報道のポイントを和訳してお届けします)

【エジプト政府の最近の動き】

○11月15日から、政府関係機関への同職員、及び大学への大学生についてワクチン未接種者の入場制限を開始。

○12月1日からの政府関係機関への一般国民についてワクチン未接種者の入場制限を予定通り実施することを強調。

【エジプト政府関係者の最近一週間の主な発言など】

11月16日

○大統領(保健担当大統領補佐官との会議):ワクチン接種促進キャンペーン及び接種機会の拡大を指示。

11月13日

○保健・人口省報道官(TVでの電話インタビュー):初回接種者と二回目接種者の合計で4100万人への接種を終了。  3800万回分のワクチン備蓄があり、目標であった年内の国民40%への接種は達成される。


~11月10日 エジプト政府発表コロナ関連情報(政府報道のポイントを和訳してお届けします)

【エジプト政府の最近の動き】

○引き続き、ワクチン未接種の市民の入場制限を厳格に実施することを強調。

【エジプト政府関係者の最近一週間の主な発言など】

11月10日

○内閣報道官(TVでの電話インタビュー):11月15日からの学生の大学への入場、12月1日からの市民の政府関係施設への入場について、ワクチンの初回接種を受けていない者が入場できない措置は予定通り実施される。

(注:同インタビューで報道官は、「電気・水道会社での手続きも入場制限に含まれる。」と発言しており、12月1日以降しばらくの混乱が予想されます。)


~11月3日 エジプト政府発表コロナ関連情報(政府報道のポイントを和訳してお届けします)

【エジプト政府の最近の動き】

○ワクチン接種対象を18歳以下(満15歳以上)に拡大。

○12月1日からの政府関係施設へのワクチン未接種の市民の入場制限を厳格に実施することを強調。

【エジプト政府関係者の最近一週間の主な発言など】

11月3日

○保健・人口省ワクチン接種希望登録サイト:満15-18歳未満の受付開始。

○保健・人口省:ワクチン接種証明アプリ(Egypt Health Passport)をリリース(有料:400ポンド)。

11月2日

○保健・人口大臣代行(高等教育大臣)(閣議に関する政府フェイスブック):満15-18歳未満の接種にはファイザー社のワクチンを使用。

○保健・人口大臣代行(高等教育大臣)(TVでの電話インタビュー):中等教育で満15-18歳未満の接種対象となるのは400万人。 ○内閣報道官(TVでの電話インタビュー):12月1日から、ワクチンの初回接種を受けていない市民は政府施設に入場できず、行政サービスを受けることができない。接種証明の確認は、ワクチン接種記録、ワクチン接種証明(ハードコピー)またはワクチン接種証明アプリのいすれかで行われる。