【エジプト政府の最近の動き】
○学生の大学入場時のワクチン接種証明の要件について、10月9日の新アカデミックイヤー開始からではなく、猶予期間を設ける方向。
○ワクチン接種対象年齢引き下げの具体化を進行。
【エジプト政府関係者の最近一週間の主な発言など】
10月5日
○内閣報道官(各TVでの電話インタビュー):
*政府は変異株の拡散により厳しい感染状況となることを想定していたが、死亡者数は以前の流行よりも少ない。
*現在、初めてワクチン備蓄数が接種希望登録者数を上回っている。
*ワクチン接種証明のない学生の大学への入場規制開始は11月からとなる可能性がある。
*保健・人口省でワクチン接種対象年齢を12歳まで下げる検討が行われている。実際の接種開始はワクチンの備蓄状況次第であり、対象年齢は現在の18歳から段階的に下げられていく。
○保健・人口省研究担当大臣補佐官(TVでの電話インタビュー):
シノバック製とファイザー製が18歳未満への接種に安全とされている。
10月4日
○保健・人口大臣(米国大使との共同記者会見):
*ファイザー製ワクチンは18歳未満の接種に使用される。
*VACSERA社(10月6日市工場)でモデルナ製ワクチンを製造する為に交渉中。
10月3日
○教育大臣(TVでの電話インタビュー):
中等教育生徒400万人への接種用にワクチン800万回分が準備できれば接種が開始される。